クリニックDX事例
2026年10月2日更新
WebORCAのAWS活用から考える、診療所のクラウド基盤
制度対応のためにシステムを変えるのではなく、変化に対応し続けられる運用をどう作るか。日本医師会ORCA管理機構の公開事例から考えます。
CASE STUDY SNAPSHOT
クラウド化の目的は、
新しい機能を早く届け続けること。
背景
制度変更への継続対応
設計
マルチAZ構成で冗長性を確保
示唆
運用と更新を止めない基盤
公開事例で語られていること
日本医師会ORCA管理機構は、レセプトコンピュータのソフトウェア資産を活かしながら、次世代日レセクラウド「WebORCA」の基盤としてAWSを採用しています。公開事例では、オンライン請求、オンライン資格確認、電子処方箋などの制度対応を継続的に行う必要性と、拡張性・運用しやすさを重視したことが説明されています。
また、障害時の切り替えに備えるため、複数のアベイラビリティーゾーンにまたがる構成を採ったことも紹介されています。
診療所が読み取れる3つのこと
- 1. 制度対応は一度きりではない。
電子処方箋などの対応は、導入したら終わりではありません。今後の変更にも無理なく追随できるかを、サービス選定時に確認する必要があります。 - 2. 日々の運用負荷も選定基準になる。
機能の多さだけでなく、障害時の備え、更新作業、問い合わせ先まで含めて、院内で抱える仕事が増えないかを見ることが重要です。 - 3. クラウド利用だけで安全が保証されるわけではない。
医療情報を扱う場合は、利用するサービスの役割分担、設定、運用体制を個別に確認する必要があります。この記事は特定サービスの導入を勧めるものではありません。
まず確認したい質問
いま使っている予約・問診・会計・レセコンなどの仕組みで、「制度変更のたびに誰が何を確認するか」が決まっていますか。ここを言葉にすることが、ツールの前にできる最初の業務改善です。
出典
AWS 導入事例:日本医師会ORCA管理機構株式会社本記事は上記の公開情報をもとに、Craid Techが診療所運営の観点から編集しています。AWSまたは日本医師会ORCA管理機構による監修・推奨ではありません。
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